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2017.10.21 Saturday

レンズの個性

 

このところはライカのSLというミラーレスカメラを常用している。その理由は、SL用の新しいレンズ群が非常にナチュラルで使い心地がいいからだ。もちろん古いMレンズも使えるからいい。そしてもう一つの理由は動画における画質がいいこと。先日はあるコマーシャルの仕事で使用したが、グレーディングでも安定した画質を確認することができた。

ところが、今日はシグマの50mm1.4を取り出した。急にこのレンズを使いたくなったからだ。

その久しぶりの印象は、こんなにも「くせ玉」だったのかという印象だ。いままでは、このレンズは非常にナチュラルな描写をすると思い込んでいた。しかし、開放で使えば、なんとも言えない不思議な画像の崩れ方を感じる。もちろんいい意味で。現代ライカに対して、とっても日本的な発色で、なおボケ方が絵画的だ。

僕はシグマのレンズを以前から愛用している。しかしこんな印象は初めてだ。やはりレンズとは相対的なものなのだろう。ライカに慣れた目がそう思わせているのかもしれない。

絞りを二段絞ってみる。途端にフラットで品のある描写になる。これはまさにシグマレンズの良さで、何を撮影しても破綻がない。

だけど、レンズはやはり開放で使ってこそ面白い。個性が顕著に現れるから。

そう言えば、昔、ニコンとライカのそれぞれf2のレンズを撮り比べたことがあった。その古いズミクロン50ミリとニコンのオールドの50ミリは驚くほどその描写性が違って驚いたことがある。そしてその時から僕は一眼もライカを使うことにした。

R4からR9まで本当にお世話になった。

写真の入り口はレンズだ。カメラにとって最も影響力のあるのはやはりレンズ。フィルムの時代はその選択も写真にとっての命だったが、デジタルになった今はレンズに負うところが大きい。

そういう意味では、ますますレンズを楽しめる時代になったことはいいことかもしれない。

次回は、次の写真展のための撮影にマキナを使ったこととその印象を書こうと思う。

 

SIGMA 50mm 1.4 開放で

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