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2017.09.03 Sunday

バイクの夢

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若い人のクルマやバイク離れが言われている。メーカーもクルマが売れないと。それに対して、魅力的なクルマやバイクがないという意見。その意見も一理あるけど、ならば魅力的なクルマやバイクってなんだろう。

造形美、機能美、それとも無駄の美?

僕には長く所有しているバイクがある。それがこの写真のバイクだ。DUCATI450 DESMO。イタリアのファビオ・タリオーニ(http://www.virginducati.com/manofducati/md01/)というイタリアのエンジニアによって設計デザインされたバイクだ。

大学時代に初めて知り、28才の時にやっと手に入れてから、何台かのこのバイクを乗り継いできた。その間にかなりの台数のクルマとバイクを入れ替えて楽しんできたが、このバイクだけはいつもここにある。

言ってみれば、僕の生涯のたった一台とはこのバイクと言えるだろう。もし僕が死んでしまったら、ぜひ息子に乗り継いで欲しいものだ。このバイクの魅力はその造形美とシンプルさ。エンジンは空冷の単気筒で、必要最低限の装備しかない。しかし、一度走り出せば人馬一体となった語れない魅力がある。軽量でハイパワー。そして美しい造形。

それは、たった一人のエンジニアがこのバイクに託した夢がそこにあるからだろう。それが身を以て伝わってくる。ガンガンと!

ものというものには必ず夢が宿る。その夢が強ければ強いほどプロダクトは完成度が高い。カメラも、ライカのM型が未だに愛されるのは、それと同じ。

現代のものにも同じように夢はある。だけど、その夢の質が違う。夢はどこまでも個人的な思いだが、今の夢とはもっとパブリックな夢。より多くの人が求める共通の夢。それは個人の求める強烈な夢の匂いは発しない。もっと言ってしまえば、夢とはパブリックにはなり得ない。あくまでも個人の中に生まれるものだと思う。

現代においてはそれがプロダクトには埋め込まれないから、魅力的なバイクもクルマも生まれてこない。それはガソリン車だとか電気自動車だとかいうジャンルの問題、進化の問題ではない。電気自動車だって、誰か個人がそこに圧倒的な価値観を持って設計し、一人で作ってしまえば、また魅力的な永遠の価値を見出すことはできるはずだ。

そして夢の数が多いほど人は幸せになれる。若い人たちも夢にこそ動かされる。

 

iphoneで一枚。

 

 

 

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