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2017.06.12 Monday

日々の記憶102

 

梅雨入りしたというのに、晴れた気持ちのいい日々が続きますね。

茅野にあるぼくのアトリエの周りの森は、新緑の若々しい緑に覆われています。

早朝6時前に、犬のガンタと散歩に出かけると、清々しい空気と静寂に癒されます。

でも、不思議なことに、あまり写真を撮りたくはならないのです。

美しすぎるから?気持ちよすぎるから?

どちらも理由にはなりそうにありませんが、まあ一言で言えばそういうことだと思います。

美しいものって、果たして今のぼくの網膜以上のものになるのでしょうか?

たとえなったとしても、それはそう価値ある写真にはならないような気がします。

美しいという感覚は、それぞれの人にあり、比較する意味もなく、どこまでも肯定されるものだから。

 

今日の写真は以前夜の川の流れを撮ったものです。暗い街灯に照らされて光る川の流れは、なんだか宇宙のようでもあり、アブストラクトの絵画のようでもあり、そして自分自身の心のどこかにある風景でもあります。

全く気持ちよくない写真。しかし、個人的な印象はその写真によって増幅され、作品というものに昇華される。

初めて、具体的な描写は印象という衣で覆われて全く違う目的を負わされるのです。

 

今日の午後は、大型のデジタルカメラで、新緑の森を撮影しますが、果たしてそれに着せる衣をぼくは持っているでしょうか。

ただの気持ちのいい新緑の森になってしまうのでしょうか。

今のぼくにとって大切なことは、ランドスケープの変換。そこに自分自身の写真が見える気がします。

 

SIGMA dp2 

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