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2017.04.04 Tuesday

日々の記憶97

 

3週間ほど前、茅野にあるJマートというホームセンターへ日常品を補給するために足を運んだ。そこにはよくあるように、ガラスの犬舎があり可愛い子犬も売られている。

8年ほど前、10年間一緒に暮らした愛犬がなくなり、それ以来もう犬と暮らすことはないだろうと思っていた。

彼女はとても聡明で人懐っこい性格の犬だったから、よくスタジオなどにも連れて行った。

ホリゾントの真ん中にステイして、ポラを撮るとまたカメラの横に戻っておとなしく仕事の終了を待ち、お疲れま!という声で、リードを加えてやってきて、さあ帰ろうと催促する。そんな犬だった。彼女の名前はズー。

ズーが最後の日、急遽ロケから戻った僕に少しだけ添い寝して、その翌日自分でいつものところでおしっこをして、眠るように旅立った。最後までできた子だった。その10年間のすべての記憶にはズーがいた。

犬は本当に大切な家族だ。だから、僕らはその死にいつまでもしっかりと向き合わなくてはならない。

Jマートの犬舎には、売れやすい小さな小型犬や洋犬が多い。チワワ、ミニダックス、豆柴。やはり小さいと暮らすのも楽だ。

でも、中型犬だったズーの思い出から、いつもそのような犬たちにはあまり興味がわかなかった。もちろん可愛いのだが。

その日も、なんとなく犬たちを見に立ち寄ると、一番左の犬舎に「どうにもヘチャな芝の子犬」が居た。三ヶ月にもなっていない。

毛はまだ産毛でグレイっぽい茶色。店員に尋ねてみた。「この子、どういう子ですか?」

宮城県のブリーダーから来た柴犬で、色は赤。多分12,3キロぐらいになるでしょう。性格は、お父さんがかなり男っぽい性格だったようですよ。でもいろんな賞をもらっています。

ちょっと抱いてみたかったから、お願いした。ちっちゃくてふわふわ、なぜか懐かしい感じがした。

それが出会いだった。まさかその日に連れて帰るとは。ロケや、海外の時は?仕事のとき誰が?

もう何も考えられず、気持ちが高ぶっていた。

そう、一目惚れの恋に近い。運命的な出会い。

その「ヘチャな子犬」は2017年の元旦生まれだったから、僕はとっさにガンタと名付けた。

この子とはこれから15年、僕が70代の半ばまで一緒に暮らすことになる。大切な新しい家族。

その出会いからまだ3週間だけど、あの素敵な犬との日々が帰ってきた。

ズーとは全く違う性格だし、やんちゃ。男の子だからかもしれないが。

でも、もうすでに僕の気持ちや言葉にしっかりと反応して答えてくれる。犬は無邪気で純粋。心打たれることばかり。

ガンタ、これからともに幸せな15年を生きような。いろんなところに行こうね。

幸せにしようと頑張るけど、また幸せにしてもらうのは確実に僕の方だろう。

https://www.instagram.com/ganta_gram/

 

SIGMA sd1Q H  50mm

 

 

 

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