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2015.12.08 Tuesday

日々の記憶61


今朝は珈琲が切れていた。生豆はあるので早速焙煎した。イエメンのマタリという豆をやや浅めに焙煎する。このやや浅めという塩梅がどうにも難しい。深めはなんとなく掴めているのだけど、浅めの見当がつかない。
ところが今、世の中の珈琲の味の流行りは浅めで、フルーティーな香りを引き出す焙煎だ。
世田谷公園の前にあるノジー珈琲などはその最右翼で、初めて味わった時には、正直その味を楽しむとはいかなかった。しかし、人は不思議と順応する生き物、今では酸味のある薄めの珈琲が僕の好みになりつつある。
もともと珈琲に興味を持ったのは、渋谷や新宿、御茶ノ水あたりのジャズ喫茶に通い詰めていた頃に、ジャズとともに出される苦くてドロッとしたブラック珈琲を飲んでから。なんだかストイックで大人な飲み物だなあと思ったのが、高校生の頃。
それ以来、ジャズと珈琲は僕にとって切っても切れないものになっている。
しかし、最近の浅い焙煎のまるで80年代のカリフォルニアサウンドのような爽やかな珈琲は、はっきり言って僕にとっては珈琲を呼べない飲み物のはずなのに、そんな珈琲を焙煎することにあくせくしている。
いつもの焙煎機にイエメンのマタリを200グラム入れる。前もって余熱していたから、そこから約10分で1ハゼが始まる。パチパチ、パチパチ。
そこからが勝負で、一気に火を小さくして、じっくりと豆に火を通していく。ガラガラと焙煎機を回す速度も気持ちゆっくりにして、頻繁に豆の色を見る。焦してはならない。
ここだ!と思ったら、一気にザルにあけて、扇風機で冷却する。
さて、1日おいた方が美味しいのだが、待ちきれずにまずは試飲。シトラスやカシスのような爽やかな香りがするはずだ。
そういえば、最近は音楽もハードなメインストリームジャズよりも、ヨーロッパの軽めのジャズやエレクトロニカのミュージックをよく聴くようになったし、ポップスも好きになっている。珈琲の味の好みが変わったこともそれに関係あるのかもしれない。
さあ、お湯が沸いている。

LEICA MP 50mm 渋谷
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