ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< ぼくの仕事 | main | 午年に向けて >>
2013.12.03 Tuesday

年輪写真

この時期の晴天が続くと、朝が忙しくなります。
その訳は朝の光が低く、またぼくのアトリエの角度から、とてもいいところに様々な光模様ができるからです。
(だから早起きになります。なんだかんだとはじめてしまう。)
もう、光模様のシリーズを撮り始めて一年以上になりますが、未だに新しい模様を見るのが不思議です。
狭いアトリエですから、もうそろそろバリエーションがつきそうなものなのに、自然は不思議が絶えません。

先週裏の森の木を数本切ってもらいました。今年の強い台風の日にあまりにも揺れる木を見て、これが倒れてきたらまずいと思い、近くの木こりにお願いして数本をばっさりと。
写真はその切り立ての年輪です。ざっと数えただけで42本ですから42歳です。
木はその年齢がはっきりするのがいい。人間には年輪はないから、その人の正確な年齢はどこにも記録されていないということなのでしょうか。
「あなたは若く見えますね。」「いやー、もう50ですよ。」「本当ですか?!」
でも、もしかしたらその人は40歳であって、50歳というのはその人とご両親の思い込みだったなんてこともありそうです。
人と年齢は関係ないですねえ、とはよく言いますが、本当にそう思います。
(ただ、階段を上るときには、さすがに体力の衰退に驚きますけどね)

年齢にはその逆もあります。老成するというやつです。若いのに妙に物事がわかっている人も多いです。いやわかっているのではなく、感じているのでしょうか。とっさにさらっと凄いことを言う人に最近よく会います。
その人のご先祖様がつくった年輪がすごいのかもしれません。だからもう出来上がっている人。
それは言葉だけに表れるのではなく、表現物によく出ると感じます。
とくに写真にはそういう年輪が写るような気がします。
今はそうでもないですが、アナログの時代には写真を撮ることに手順というものがしっかりとありました。
フィルムを選ぶ、詰める、測光する、撮影する、現像する、プリントする。そして破る。(笑)
そんな手順の中にその人の人となりがにじみ出たものです。それを含めて写真だった気もします。そしてその人の年輪です。

つい最近、再び中盤のフィルムカメラを買いました。昔の10分の1の値段の中古品です。まだまだ使える奇麗なボディーとクリアーなレンズです。しばらく遠ざかっていた6x7サイズ、手順を踏んでの撮影はいいですよ。

年輪 SONY α7 ズミルックス50ミリ
コメント
コメントする