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2013.07.31 Wednesday

日々の記憶

 

ある仕事で南魚沼までいかなくてはならなかった。目黒の事務所から機材を積み込んでクルマで早朝に出た。
富ヶ谷から首都高に潜り、そのまま関越道に入るのはそう難しいルートではない。平日とは言え、道は空いていて法定速度プラスくらいのペースで美女木ジャンクションに向かう。
クルマの運転というものは不思議なものだ。運転に集中しながらもいろんな事を考える事が出来る。普段は思いつかない事を思いついたりもする。
おそらく、脳内になんらかのホルモンが分泌されるのだろう。
今朝もその日の撮影の事を考えながら運転していた。
インテリアを撮影するから、シフトレンズを持って来たのだが、カメラの高さをどのくらいにすればバランスに優れるかを考えていたのである。
道は依然として空いている。
ふと、オドメーターを見るとすでに35キロほど走行していた。
「ノジー(助手の園田君)、こんな道だったかなあ。初めて通る気がする。」ノジーは知るはずもないが、一人つぶやく。
「あれ、高速が終点、、、、」大宮である。そして朝の渋滞に飲み込まれた。
どうも美女木を無意識に通り過ぎてしまったようである。その間の記憶がほぼ無いに等しい。
ぼくは特技かもしれないが、一日中ほぼ考えている事は写真の事である。そしてそれに集中すると他の事がすべて消え去るのである。それがここ数年で一層ひどくなった。
老化?進化?それとも、やはりボケ?
結構落ち込んだ。なぜなら道に関してはタクシーに転職できるほど詳しい自信があったからだ。
だから、カーナビは道案内として使うのではなく、到着時間の予想と、残りの走行距離を観るためにセットする。
だから、カーナビの音声案内は極力小さくして、音楽を邪魔させないようにしている。
しかしである。今日のこの失態はこたえた。
以前使っていたカーナビ(メーカーはわすれた)の事であるが、ナビの案内があまりに無駄な道を勧めるので、ことごとくその案内を無視して走行していたら、最後はこう宣うた。
[案内をこれ以上変えられますと、責任が持てません]
これには驚いたが、こんな時代であるからもうすこししゃれた言い回しで警告してもらいたいものである。
[あーあ、やってしまいましたねえ。しばらくは戻れませんよ]とか、
[ただでさえ普段からぼーっとしているのですから、少しは道に集中してくださいな]とか。
4時間半かかって魚沼に到着したが、一昨日のハードワークも手伝って、しばらくクルマで仮眠と相成った次第である。

私の自宅がある茅野や蓼科では、農家が自家販売をしているところが多く、美味しい野菜や果物、卵などが安く手に入る。
そこで今日は地鶏の卵をSIGMA SD3 Merrillで。
何事もこの卵のようにシンプルにまあるく収まるといいのだが。
 
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