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2010.04.16 Friday

日本のこれから



中国でまたもや大地震が起きた。すでに1000人以上の死傷者が出るという話である。今度も大規模災害は弱い人々を襲った。チリの大地震、ハイチの大地震と大津波はなんと23万人の犠牲者を生んでいる。そしてハイチを始めそれぞれの被災地は未だに救援を待っているという状態だ。
今日の朝日新聞の夕刊に、イースター島のモアイ像について書いてあった。それは長い年月で破損したり横倒しになったりしていたそれらをクレーンを使って立て直し、修復して今の姿にしたのは一人の日本人だったという話だ。あるクレーン会社の社員の男性が、TVのバラエティー番組でその現状を知りショックを受け、会社に掛け合ってクレーンを現地に送り、地元の人々と共に成し遂げたということだ。そしてその後モアイ像は世界遺産となる。たった一人が思い切って行動したことが、一体約40トンもある石像15体を修復復帰させることができたのである。
先日ぼくはハイチに仮設住宅をたてるという建築家坂茂さんのプロジェクトに参加した。仮説テント一軒が2万円で建ち、これからのハリケーンのシーズンに持ちこたえることができる。しかし現実そのための寄付は今だ集まらず、300万に届かないそうである。
僕は一本数億という規模の広告の写真を撮っている。出演タレントに何千万というお金を企業は払い、媒体に億というお金をかけ、製品を広告する。
かたや300万が集まらず、今も寝ることすらままならぬ人々が何百万人といるのである。
イースター島のモアイ像を修復したたった一人の日本人がいるならば、地震災害で今も生死の境にいる人々を救える企業は現れないのであろうか。
モアイを救ったクレーン会社は一億4千万円を捻出したそうである。
日本は、ここにある企業も、ここに暮らす人々も、そろそろ目を覚まして自分たちが世界にどう貢献するべきかを本気で考えよう。自分たちだけの平和と繁栄を求めるのをいい加減にやめた方がいい。その平和ということについても、平和を守り抜くということの実際をもっと具体的に認識しないと簡単にそれさえ失われそうである。
地震大国、日本。そして世界唯一の被爆国、日本。私たちは私たちにしかない経験と思いを持って立ち上がるべきである。
雨の雫。シグマDP2、マクロアダプター。

コメント
本当にそのとおりだと思います。いま、企業が問われていることはサステナビリティ、つまり持続性だと思います。自分たちの利益だけの事業なんて、古くさいし貧乏くさい。事業から得たものをなんの為に還元できるか?これこそ真のグローバリズムだと僕は思います。
  • ARI
  • 2010.04.16 Friday 23:41
書いたら長いんですけど、数年前、東京都被害者支援センターというのが設立されて、母が立ち上げを手伝っていたのですが、紹介用のDVDをつくって全国の警察署に起きたいからつくってくれって話がありました。何の権限も無いのに勝手に話を聞きに行って、当時副社長(現相談役)に、こんな話があってやりたいんですけど、100万もお金出ないんです。って言ったら、
「ばかやろう!」って叱られました。金を取るなんてどういうことだと。お前と会社が社会貢献できることなんだからどんどんやれって。機材も人も勝手に使ってやれと。。。
昔はいい会社でした。。。
  • ひでお
  • 2010.04.17 Saturday 00:25
ARIさん、世界は一つ、なんて本気で言うなら、まず強いものが弱いものを助けるのが先ですね。

ひでおさん、コメントありがとうございます。だんだん社会に余裕や優しさが薄れてきている気がします。ちょっと怖いくらいに。
  • m.hasui
  • 2010.04.18 Sunday 11:43
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