伊豆フォトユージアム |
19:54 |

昨日までの宮崎ロケは素敵な人に巡り会ったり、美しい海を見られたりとなんだかとても気持ちがいいロケだったので、今日は朝からクルマで伊豆フォトミュージアムに。展示は杉本博司さんの「放電場」とフォックスタルボットの紙に焼き付けられたネガを陽画にした作品だった。会場は凛としてとても良いところで、いかにも杉本作品に合っている感じだ。ただ一つ残念だったのはライティングが少し暗すぎるという事だった。もう少しよく見たいのだが、目が疲れる。それはともかくとして、タルボットの紙ネガからのプリントはよかった。まるで170年という時間の暗闇を突然抜け出て来てしまった様な、一種異様な佇まいを見せていた。プリントは調色が施された銀塩だったが、個人的には調色の感じがすこしイメージに入り込むのを邪魔をしているように感じた。
しかし、写真の聡明期にシュールレアリストによって実験された放電写真を現代に蘇らせてみたり、タルボットのネガを借りて丁寧にプリントして新しい世界観を見せてみたり、杉本博司という人には敬服する。
宮崎、青島の海岸で見つけた星空。ライカズミルクス50ミリ、f11。
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