植物の「感情」 |
23:16 |

朝、少し体操をしてから庭に出ると満開の梅が朝の逆光に光っていて寒い中にも春がくるぞと言っているようだった。そういえば、家の前にある大きな桜の木の芽も心なしか膨らんでいるようだ。植物というのはいったいどういった仕組みで、時間とか季節を感じているのだろう。そのメカニズムは意外なほどシンプルで、しかし人間の想像以上に繊細でまた正確な「感情」をもっているのだと思う。僕らは複雑なメカニズムを考えがちだが、もともと生命の仕組みは凄くシンプルだ。高校時代にぼくは生物部に所属して、珪藻の研究をしていたがそのときにもそう感じていた。「感情」この非常に複雑で深く得体の知れないものがどうして生まれるのかをよく考えるのだが、そもそもはこの単純な生命のシステム、すなわち細胞の一つ一つが生み出しているのだと思う。もしそうだとしたら、植物も生命として細胞からなる訳だから、当然「感情」を持ち得る。
春が来るぞと、その喜びの感情がほとばしる様な色として表れ、またその香りや形態は虫や鳥を誘い種族保存の本能の喜びを表現しているのだろう。ぼくらは植物にもっと目を向けるべきだ。そして「感情」の表現を学ぶべきだと思う。「感情」を持つ写真を撮るためにも植物に学びたい。
植物の「感情」