アトリエ水平線 |
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昔からどうも縁があったらしい人というのは、たまにいるようである。写真家の渡会審二さん、昔からぼくが担当した仕事を必ず受け継ぐことになっていたそうだ。ぼくは意識していなかったが、彼から聴いて驚いた。今日はその彼のアトリエを訪ねた。たまたまぼくの自宅と彼の自宅が同じ湘南にあるということもあって、昨年から連絡を取り合っていた。彼のアトリエ「アトリエ水平線」は七里ケ浜の海岸からすぐの高台にある。自ら大工さんと一緒に建てたというそのアトリエからは湘南の輝く海が一望できて素晴らしいところだ。真っ白に塗られた室内には自作したというテーブルと椅子、それに端正にプリントされた彼の分身が飾られていた。約3時間あまり写真論や人生感の話しに盛り上がったが、久しぶりに大声で話す人に出会ったという感じだ。声は大きく、しっかりと早口でしゃべる人だ。
彼が話してくれたことで印象にのこったこと、「結局はその人の思いがどのくらい強いか、なんですね。」ぼくも同感である。写真に対する思い、仕事に対する思い、人に対する思い、自分の生に対する思い。それをぶれないように貫くことができなくてはならない。
渡会さんという写真家との出会い、出会うべくして出会ったように思えた一日だった。ライカズミルクス50ミリ、f8。
アトリエ水平線