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カーナビと地図

このブログでも書いている様に
ここのところ日本中をクルマで走り回っている感じです。
本当はバイクで廻りたいところですが
機材がかさばるのでクルマで移動しています。
そしてどこに行ってもたよりになるのはカーナビです。
しかし僕は、実は地図派です。
カーナビはいつも最短で道を教えてくれるので便利ではあるのですが、
発見がないんです。
海外に行ったときも同じですが、
地図で何を読むかと言えば
一番大切なのが地形です。
そこの勾配や海との位置関係、
周りにある湖や沼、森林や林。
温泉があるかとか、遺跡があるかとか。
そういうものをまず探します。
そしてそこが日本またはその国のどの辺りなのか。

カーナビには道しかありません。
でも道はどこでも最後は繋がっている訳ですから
大切なのは道でないところの情報です。

ホテルに入るとまず地図を丁寧に見ます。
1時間は見ています。
そして明日のルートを検討します。
当日は寄り道することが多いので、
夕方の撮影が終わると
そこから決めたホテルまでをカーナビで。

家では何でもインターネットです。
ちょっと調べモノをするときも、
新しい音源を探すときも。
でもこれってカーナビで道を検索するのとよく似ています。
早くて合理的ですが、
見損なっている美味しいことがたくさんあります。
便利ということはあまり良いことではないです。
ただこれも自分の自覚次第。
結局はつかいわけです。
結構しっかりとした意思がいることは確かですが。



| | 10:35 | comments(4) | - |
陸中海岸2

今日も海岸線を釜石まで走りました。
海がすぐそこだというのにまるで山奥を走っている様な道を
くねくねと走ります。
ときどき太い杉の間からグレーに光る海が見えます。
リアス式海岸は思っている以上に険しいです。

狸らしきかわいい動物を見かけました。
はじめは狐かと思いましたが
よく思い出すと、あのしっぽは狸のようです。

今日走った県道はほぼ一車線の細い道ですが
林業のクルマが盛んに通る道のようです。
両側の森林がかなり強引に伐採されています。
道は荒れ放題で、切り出した杉が散乱しているところが
沢山見受けられました。
所々に船が捨てられています。

美しい海や漁港とは対照的な風景でした。
あの山の山林はまたもとの美しい姿に戻るまで
どのくらいかかるのでしょう。


| | 21:36 | comments(2) | - |
陸中海岸

昨日から撮影旅行に出ています。
今回は8x10をメインにクルマで陸中海岸へ。
この辺りのリアス式海岸は本当に美しいです。
ヨーロッパにも北欧の方へ行くと
同じ様な地形の海岸線が多くありますが、
まったく負けていません。
海岸線は複雑に入り組んでいて
そこには必ず小さな漁港があり、集落があります。
太陽は山側に沈むので、
夕方になると山間から差し込む夕陽が
停泊している小さな漁船を
まるで油絵画の様な色彩に染めます。
日本はこういう風景がいつまでも存在するように
ここで生活する人を大切にする政治をしなくてはいけないと思います。
世界的に経済が破綻するこの先
この小さな漁港や集落がとても大切になるのではないでしょうか。

クルマでそんな小さな漁港をくまなく廻っていると
その道が細く曲がりくねっていて
まるで日本の毛細血管のようでなんだかワクワクします。

今日は女川の方に行ったついでに
女川原発を見てきました。
その辺りは特に美しい海に囲まれた地域で
この国は豊かな国なんだと実感するあたりです。
海岸の山に張り付くような道を走ってゆくと
小さな漁村に行き当たります。
その漁港の船の向こうに異様に立つのが原発です。
原発はこういう綺麗なところに立つのです。
宮城県はいま毎日のように小さな地震が起こっています。
もしここで大きな地震が起きたらどうなるのでしょう。
この美しい海と自然は一瞬にして
死の海と化すのは明白です。

エネルギー問題は深刻です。
しかし原子力に頼るのは僕は反対です。
事故が起きたときのダメージが想像を絶するからです。
人の作った物、事故が起こるのは間違いありません。
起こってからでは遅いです。
原発の稼働は高レベルの核廃棄物が出ます。
そしてそれは地中に埋められてその安全性も確立されていません。
風力発電もあの巨大な風車がその風光明媚な景観を台無しにしていますが、
原子力よりはましです。
今一度、原子力発電の必要性を考えなくてはならないと思います。

今は牡蠣の美味しいシーズンに入り、
お昼はカキフライ定食でした。ジューシーで美味しい牡蠣でした。



| - | 20:32 | comments(0) | - |
富士フイルム

今日もどっぷりと暗室でした。
ここのところ毎日、
来年の写真展のプリントをシュミレーションするために、
様々な印画紙と現像液のコンビネーションをテストしています。
ただ来年の写真展はフジフォトサロンなので、
出来ればフジの感材を使いたいと思っているのですが、
いままではあまりフジの印画紙などを使ったことが
ありませんでした。
僕は割とクラシックなトーンが好きなので
どうしてもハンガリーなどの印画紙を使うことが多かったからです。
フジからは数年前にレンブラントと言うバライタ紙がでていて
今でもしっかりと供給されています。
フィルムはフジのアクロスというモノクロフィルムがあります。
ですから今回はアクロスで撮影して、
レンブラントで焼くというのが一番いいのですが、
何しろ使ったことがありません。

ご存知のように時代は既にデジタルです。
ヨドバシカメラの暗室用品売り場も
あっという間に縮小されて、
いままで多くのバリエーションがあった印画紙も
どんどん廃盤となっています。
大好きだったハンガリー製の印画紙もついに生産終了です。

そんな折に今回の写真展を開くにあたり
フジをテストすることにしました。
印画紙というのはそれを現像する現像液で
黒の色味やコントラストが変わります。
思った色に仕上がるかが、一番の心配でした。

まず日頃使っている印画紙で何パターンも焼いてみて
それからフジを焼いてみます。
レンブラントに、イルフォードの現像液
またフォマトーンの現像液など様々な処方の現像液を試してみました。
もちろんフジの純正の現像液でもテストします。
結果はどれもとても満足のいくものでした。
それどころか
いままで使った印画紙のどれよりも安定していて、
美しいトーンの黒が得られる素晴らしい印画紙でした。
なんでいままでこの印画紙を使わなかったのかと思うほど。

このデジタルに押される中で
こんな素晴らしい印画紙を丁寧に作り続ける富士フイルムに
心から感謝です。
アクロスというモノクロフィルムがまた素晴らしく
ニュートラルで大変使いやすいフィルムです。
世界中の感材メーカーがその製造を見合わせたり、
品質をコストダウンで落とす中、
少量でも手を抜かずに、素晴らしい品質の印画紙やフィルムを
供給しているこの会社には頭が下がる思いでした。

来週からはいよいよ本番の撮影にかかります。
またクルマに機材を満載して撮影の旅です。

| photograph | 00:39 | comments(0) | - |
自宅の暗室

僕の自宅には、小さいのですが暗室があります。
リフォームをした時に、思い切って作ったのですが、
なかなか時間がなくて使えず、最近では物置と化していました。
小さいとはいっても、
一応小全紙まではアーカイバルプリントが出来るようになっています。
伸ばし機はフォコマートの2Cです。
モノクロ専用の暗室です。
最近自分の作品を少しずつリプリントしたり、
新たな作品を自宅でじっくりと焼きたいと思っていました。
そこで今日はその暗室を大掃除しました。
出てくる大量のゴミ?いやがらくた?
いちいち眺めていると、作業になりません。
思い切ってゴミの袋に入れて。
おかげですっきり。
狭いですが、いい暗室です。
後はエアコンを発注して完了です。
ただ、ひとつだけ足りないものがあります。
ドライマウントプレス機です。
五本木にある会社の暗室には
もちろんあるので、なんとかなるのですが、
やはり自宅にもあれば便利です。
今は輸入するしかないのですが、
どなたか持っていらっしゃる方で
デジタルに移行したので使わないという方いらっしゃいませんか。
譲っていただけると嬉しいのですが。
だんだん印画紙も手に入りづらくなって来た昨今
あまのじゃくの僕は、無性にプリントしたくなるのでした。
| photograph | 20:03 | comments(5) | - |
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